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標高5000mを越えナンガゾンピークで絶景パノラマ〜モレーンを歩いてロブチェへ【エベレスト街道トレッキング⑤】


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エベレスト街道6日目(4月1日)はディンボチェに留まって標高5000mを越えての「ナンガゾン・ピーク」への高度順応ハイク。数々のヒマラヤ名峰を見渡す絶景パノラマを堪能します。

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翌日(4月2日)は再びエベレスト街道を進み、クーンブ氷河沿いの村「ロブチェ」(4910m)を目指します。いよいよヒマラヤのダイナミックな峰々や氷河が間近に迫る2日間です。

前回の記事

「これまでの記事を読んでない……」「正直長い記事を読むのが面倒……」という方も、今回からの数記事が最も見応えのある(?)写真が並びますので、ぜひ見ていってやってくださいませ(笑)

ディンボチェ滞在2日目はナンガゾン・ピークの高度順応ハイク

前日は午後から雪が降っていましたが、起きてロッジを出ると雲のない青空が広がっていました。これは素晴らしいトレッキング日和です(また午後から崩れる予報ですが)。

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前日、ロブチェの到着時には見えなくなっていた周囲の山々もこの通り。

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間近に迫るアマダブラム。ナムチェ方面から見ていたときから、かなり回り込んでいるので(時計回りに90度位?)見え方も全く異なります。

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ロッジで朝食を食べて出発の準備。ヒマラヤの登山では比較的メジャーなアイランドピーク(6189m)などに近いこともあり、ガイド登山に使うと思われるギア類が揃っています。

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エベレストマラソンなんてあるんですね。エベレストベースキャンプからナムチェまでの42.195km、大半は下り道ではありますが、まずスタート地点まで行かなきゃいけないのが大変(笑)

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それでは出発。目指すのはディンボチェの裏山的なピーク「ナンガゾン」(Nangkar Tshang Peak)。現地の人は「ナンガーツァン」的な発音だったような気がします。
標高は5083mということで、いよいよ5000m台へ突入します。ディンボチェからの標高差は700m弱とそこそこあります、まずは右手に見えているストゥーパを目指して丘を登ります。

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最高のお天気ですね。

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左手の黒い丘がナンガゾン。だいたい3時間位の登山になるようです。

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カッコいい雪煙を上げているのはアイランドピークかな?

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ポーターたちが歩いて行くのはロブチェ方面。右上にかけての斜面がナンガゾンのピーク方面。

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ナンガゾンはちょとした丘なので、ヤク道的な踏み跡が沢山ありますし、決まった道がある訳でなく高度順応のトレッカーも思い思いのコースで登っていく感じ(目立つ踏み跡はいくつかあります)。最初はどこから登っていくか少し分かりにくいかも?

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途中までは丘に点在する目印的なストゥーパやケルンを目標にして登っていきます。1時間半ほど登ったケルンまでを高度順応の目標とするトレッカーも多いようです。

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ストゥーパの周りにいる人達はロブチェ方面に行くトレッカーとガイドで、この時間帯はナンガソンの高度順応ハイクは先行者が1組いる程度でした。

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標高を上げる毎に周囲を取り囲むクーンブ山群の山々が見えてきます。足下はロブチェの街、スタート地点のストゥーパが小さく見えています。

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ロブチェは2つの谷の合流点にあり、ナンガソンに登るとその両側を見渡すことができます。こちらはエベレスト方面へと続く谷で、真ん中の尖った格好いい山はチョラツェ(6335m)。

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ナムチェからずっと眺めてきたタムセルクやカンテンガ方面。

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そしてアイランドピークやチュクン方面の谷。右下はロブチェの端っこです。ところで左の谷にポツンと家があるのが分かるでしょうか……?

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凄い所に住んでいるんですね。

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パノラマに広がる絶景に次ぐ絶景

5000m近くまで登ってくると空気の澄み方もナムチェあたりとは別次元ですし、6000m峰の中腹が目の高さに見えているので、写真で見る以上に間近に迫るような迫力があります。
「絶景」なんて単純な言葉で言い表せるものではりませんが、かといってこの状況を表現する語彙もなく、アホのように「すごい」「絶景だ……」と。

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スイスアルプスにも沢山いたクチバシの黄色いキバシガラスはこのヒマラヤでもよく目にしますが、赤いのもいるんですね。調べたらベニハシガラスかな?

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まだまだ登ります。

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翌日にはこの谷を川に沿って上流へと歩いて行きます。見えている山はチョラツェにアラカムツェ。

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超広角(E-M1 MarkIIのFisheye補正)2枚でも収まりきらないこのパノラマ。

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むしろ魚眼レンズの方がこの圧倒的な情報量を表現できるかも…… いよいよ目眩がしそうな高度感になってきました。

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アマダブラム周辺の氷河も強烈、こんな尖った山に登る人が居るんですよね……

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途中で我々に追いついて抜いていった2人組が見えています、同じスケジュールで高度順応をしているので、この先もロッジが同じになったり何度も顔を合わせます。

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登る妻です。頑張ってます。

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タルチョが見えてきたらピーク。

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ナンガゾン最高地点の5083mは恐らくもう少し先なのですが、完全に岩峰になってしまうのでトレッキングで登れるピークはこの地点。高度計の表示で5033mでした。

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先行していた2組が休んでいました。

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ナンガゾン、我々も無事に登頂です。やはり空気が薄いのを感じます。

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アマダブラムをバックに記念撮影。ここまで来ると風も多少ありますし、ソフトシェルの上から化繊インサレーション(ナノパフ)を羽織る程度には寒いです。

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アマダブラムを中心のその左右。1枚目の一番左の山はマカルー。

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川の上流部の三角な山が8463m、世界5位の高峰マカルーです。あの向こうはもうチベット。横に連なる峰々の“ヒマラヤひだ”も凄い(ぜひ、写真クリックで大きなサイズで見て欲しい)。

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しばらくすると徐々に登ってくる人が増えてきました。

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何時までも居たい景色ですが、そろそろ下りましょうか。

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まだまだ登ってくるトレッカーは増える一方。早めにスタートしておいて正解でした。

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サクサクと下りてきました。視点が600m違うとアマダブラムの見え方も変わりますね。

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ちょっと買い物に村の外れまで……

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この先にあるチュクンにも本当はEBCに続いて行くはずでしたが、色々とあってディボチェに戻ってくることはありませんでした。ぜひまた何時の日か……

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ディンボチェの東の端にあるこの店、やたらと安いので、全てのトレッカーに教えてあげたい。ミネラルウォーターもココナッツビスケットも泊まってる宿の半額です。

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ということで水と行動食のココナッツビスケット、トイレットペーパーなどを買っておきました。

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雲を纏ったアマダブラムもまたカッコいいこと……。

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昼飯は欧米トレッカーに人気らしい「スノーライオンロッジ」にて。美味しいカレーでした。こちらのロッジに泊まれば良かったかも(笑)

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午後になるとやはりこの空模様でまた雪に。ロッジは5時を過ぎないとストーブを付けないので、カフェにやってきたら考えることは皆同じ。トレッカーたちで大混雑でした(笑)

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夕飯はフライドライス。この頃からネパールのツナとチーズドッサリ料理に、かなり拒否反応が出始めて以降避けるようになりました(ツナの風味が独特でやや生臭いこともあり……)。

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クーンブの谷深くへ……モレーンを抜けてロブチェを目指す

翌日はロブチェへの移動日、パンケーキを食べて出発します。

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この日もいいお天気ですが、やはり午後から天気が崩れるようなので早めに行動しておきましょう。

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丘を登っていたらヤクに追い抜かれる……  結構早いのよね、ヤク。

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ヤク飼いのおばあさん。カッコいい。

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さよならディンボチェ。

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チョラツェを見ながら丘を越えて行きます。

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アマダブラムとも一旦お別れです(しばらくは振り返ると見えます)。

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正しいルートが分かりにくい丘の上。

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川沿いの村「ペリチェ」が見えました。ディンボチェを通らずに、ペリチェを通って行く方がEBCへは近道ですが、確かにディンボチェよりは寒そう?

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それにしても素晴らしい絶景道です。

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振り返ってもこれ。

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チョラツェすごい……。

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相変わらずヘリはよく飛んでいます。山の巨大さが分かりますね。

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しばしノーコメントでこの素晴らしい道をお楽しみください(キャプションが面倒臭くなった人)。

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太陽の周り、ちょっとハロっぽくなってますかね?

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何の鳥の足跡だろう?

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氷河が削り取った谷(モレーン)が見えてきました。中央付近の緑の屋根があるのが、トゥクラの村。そこからの急登がこの日最大の難所です(標高差は250m程度なのですがなにせ酸素が薄いので)。

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川を渡るのにちょっとした渋滞になっていました。

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やや乳白色がかった水、氷河から流れ出る独特の水の色ですよね。

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ANKERのソーラーチャージャー利用者はちょいちょい見かけました。当然私も背負っています。

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ナムチェ以降はロッジの有料電源を借りることもなく、ひたすらソーラーのみでスマホ、デジカメ2台、スマートウォッチを賄っています。午後になると太陽が隠れてしまうことが多いので、いかに午前中のうちにモバイルバッテリーに貯めておくかが重要です。

4620mからのキツーいトゥクラ坂

標高4620mのトゥクラにはロッジが数軒あるのみ。ディンボチェに2泊せず2日目にこのトゥクラまで進んで高度順応をするトレッカーもいるようです。

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これってイワヒバリですよね。ヒマラヤだとこの標高に居るんですね。

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行動食でしっかりエネルギーを補給していざトゥクラ坂へ!

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こうして下から見ると大したことないようにも見えるのですが……

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やはり空気の薄さもあって想像以上に息が切れます(酸素量は平地の半分以下)。前日のナンガゾンはアタックザックに軽い荷物でしたが、15kgのフル装備は全く体の負担が異なります。最終目的地のカラパタールに登る際も同様にアタックザックなので、実はこのトゥクラ坂がエベレスト街道では最もキツい急登かもしれません?

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登り切るまでは1時間弱と短いですが、前述の理由もあってかなり長く感じるかもしれません。

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登り切りるとカラフルなタルチョが迎えてくれます。

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トゥクラから坂を登った丘の上は墓や慰霊碑が並ぶ広場になっていて、エベレストで亡くなったシェルパの墓の他、世界中の著名な登山家の墓や慰霊碑があります。

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1996年のエベレスト大量遭難事故の際に、マウンテン・マッドネス隊を率いた体調スコット・フィッシャーの慰霊碑もありました。

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当時、(登山はやっていなかったものの)事故の後に出された出版物を複数読んでいたことで、エベレストや商業登山隊(公募隊)に興味を持っていたのですが、あれから20年近く立って自分の足でそのベースキャンプを訪れることになるとは、当時は考えもしませんでした。

デス・ゾーン8848M―エヴェレスト大量遭難の真実

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空へ―「悪夢のエヴェレスト」1996年5月10日 (ヤマケイ文庫)

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死者として残されて―エヴェレスト零下51度からの生還 (海外ヒューマン・アドベンチャー・シリーズ)

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ここからはクーンブ氷河に沿った比較的アップダウンの少ない道となります。

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氷河は少し高い所まで登らないと見えないのですが(先に進むと後々見えるようになります)、GoogleMapで見るとかなり強烈です。

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どこかのピークに登る登山隊でしょうか?

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気が付けばトゥクラの手前までは見られたハイマツのような植物すら生えていない、荒涼とした風景が広がります。この先にまだ大きな村が2つもあるなんて、人間とはなんと業の深い生き物なのでしょう。

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そんなモレーン沿いを進んで行くと、この日泊まる「ロブチェ」の村が見えてきました。

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クーンブ氷河沿いの村ロブチェ

標高4910m、クーンブ氷河沿いの村「ロブチェ」に到着です。時間はお昼の12時を少し過ぎた位。お天気はかろうじて青空が見えているうちに辿り着くことができました。

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「You are here...」一番下のルクラを出発して7日目、思えば遠くへ来たもんだ。

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村の入口にはロッジの案内所(?)があって、ここでその日泊まる宿の相談をしているトレッカーもいますが、宿探しも旅の醍醐味なのでそのまま街の中へ。

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ロブチェで選んだのは「シェルパロッジ&レストラン」。ロンリープラネットの情報+例のエベレストリンク(Wi-Fiサービス)がある宿ということで選びました。雰囲気、設備、食事とかなり満足度の高いロッジでした。

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部屋もかなり広め…… ですが棚がないので、荷物を全て床に置く必要があるのが少々残念。

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しかし窓からはこの景色。

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最の高でしょう! 向こうの方に高い塀のように見えている先が全て氷河です。

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シェルパロッジの広いダイニング。

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メニューも豊富です。

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エッグカレー&ダルバート。これがかなり美味しくて、帰りもこのロッジに泊まることに決定。ちなみに価格はRs900とやはり標高につれて価格も上がっています。

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しばらくロブチェの周りを散歩。高度順応で付近の丘に登るトレッカーもいるようです。

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ロッジは10軒ちょっとといった所でしょうか。

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もちろん犬は元気に走り回っています。高地生まれなのでシェルパ族並に高度に強いのでしょう?

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ヤクたち。食事になる草は殆どないように見えますが何を食べているのやら?

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ここまで来ると(ディンボチェあたりからそうでしたが)ヤクの糞もすぐに凍り付いてしまいますし、分解する微生物もいないのか殆ど臭いません。というか、ヤクの糞は大事に天日干しにされてストーブの燃料として使われる位。

ヘリが飛んできました。どうやら高山病になったトレッカーを下ろすよう。両脇を抱えられフラフラになったトレッカーが運ばれて行きました。

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エベレスト街道ではかなりカジュアルにヘリが呼ばれるようですが、そのためにはクレジットカードなどの付帯保険などに入っておく必要があります。

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中には悪質なガイドによるリベート目当てのヘリ救助も横行しているようなので、ガイド業者の選定はかなり慎重に行う必要があるかもしれません。

冷えてきたのでロッジに戻っていつものように紅茶を飲んで過ごしましょう。ここまで来るとこれまでのロッジで顔見知りになったトレッカーがいたり、明らかにガチな雰囲気を漂わせている(トレッカーとは顔つき体つきが異なる)エベレスト登山隊なども一緒になったりします。

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夕飯はモモにしました。

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標高4620mともなるとさすがに夜は冷え込むので、「タトパニ」(沸かしたお湯)を買って寝る際の湯たんぽにします。当初プラティパスに1Lに貰っていましたが、こんなに必要ないなと、次回からは500mlのナルゲンボトルに貰うようにしました。

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4月初めのこの時期、ロッジの部屋は夜になると氷点下まで下がりますが、モンベル#3のシュラフで最後まで特に寒さを感じることはありませんでした。
デンボチェあたりまでは寝袋の中で裸足で寝ていたぐらいですが、さすがにロブチェからは上下インサレーションを着て寝袋に入っています。この辺は冬山登山でもっと寒い場所でのテントで寝ることに、そこそこ耐性できていたおかげかもしれませんね。

プラティパスに直接お湯を貰う場合、100均で売ってるシリコン製のジョウゴがあるとロッジの人が火傷をせずにすみますし、水筒の入れ替えなどにも後々重宝することになります。

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エベレスト (字幕版)

エベレスト (字幕版)

翌日はいよいよエベレスト街道最後の街「ゴラクシェプ」へ移動、さらにエベレスト街道最終地「エベレストベースキャンプ」を訪れる予定です。

当日の行動ログ(YAMAP)



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