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I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

八ヶ岳でキャンフェス見学して肉を食べ硫黄岳に登ってきた週末の話

山/登山 カメラ/写真 動物/虫

先週末(1/28&29)に八ヶ岳の赤岳鉱泉で行われたアイスキャンディフェスティバルに行ってきました。といっても、私はクライミングはやらないのですが(“やれない”とも)、フェス参加はメーカースタッフの手伝いというか付き添いみたいな感じでお邪魔して、現地では好きに写真を撮ったり散歩したり山に登ってきたという感じです。

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そんな感じでキャンフェス(って略すものなの!?)のレポート… というよりは、いつも通りの山行写真日記です。今回のカメラはもちろんOM-D E-M1 Mark IIに、レンズは高倍率ズームのM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROという組み合わせ。

このレンズさえあれば、もう山ではレンズ交換の必要なし!…なんて思ったのですが、さてさて一体どうだったのでしょう。

美濃戸口から赤岳鉱泉へ

赤岳鉱泉というのは南八ヶ岳エリアの西、標高2220mにある山小屋の名前です。赤岳鉱泉へのアクセスは山麓の美濃戸口に車を停めて、登山口に入るのが一般的。
この週末はフェス開催もあって、美濃戸口の駐車場はかなり混み合いそうと聞いていたので、夜中のうちに自宅を出て朝方5時前に駐車場に車を停めました(1日500円)。

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赤岳鉱泉までの行程の半分ぐらいはゆっくりと標高を上げていく林道歩き。途中の赤岳山荘まで車で行くこともできますが、道が道なのでそれなりの車でないと難しいと思います。

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単調な林道歩きですが、この季節ならではの雪や氷の風景を楽しみながら、てくてく歩いていきます。川の表面に張りかけてる氷が面白い!

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林道歩きを終えて、壥堤広場を過ぎると徐々に頭上の木々が白く染まっていきます。

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うーん、なんて気持ちのいい樹氷ハイクでしょう。朝日をバックにしてキラキラを白く光る木々の間をのんびり歩いていきます。

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正面に横岳が見えてくる頃には随分と周囲も雪深くなりました。いつの間に標高も2,000mを越えていますからね。

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そうこうしているうちに、赤岳鉱泉に到着です。この巨大なアイスキャンディはアイスクライミング用の人口ゲレンデ。どうやって作ってるんでしょうねー。

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赤岳鉱泉までは雪の積もった林道と登山道が半々。雪山を歩き慣れた人はノーアイゼンで来てしまうようですが、チェーンスパイクがあると歩きやすいと思います。我々は勝手が分からなかったので、12本爪のアイゼンを途中で装着して登ってきました。

モンベル(mont‐bell) チェーンスパイク 1129612 ブルー BL M

モンベル(mont‐bell) チェーンスパイク 1129612 ブルー BL M

次は多少荷物が増えてもチェーンスパイクを持って来ようと思います。

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アイスキャンディフェスで肉を食らう

11時になるとアイスキャンディフェスティバルがスタート。クライミングメーカーの出店や、アイスキャンディを使っての最新ギアの試用等々、クライマー向けのお祭りです。

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私もちょっと興味はありましたが、あまりに勝手が分かりませんし、体験希望者の列も凄いことになっていたので、メーカーブースを眺めたりしながら暇潰し。

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そのうち網焼きステーキの振る舞いが始まったりして、クライミングをやらない私でもそれなりに楽しんでおります。肉が美味いぞ!

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中山展望台から八ヶ岳主峰を眺める

…といってもさすがに暇になってきたので(笑)、赤岳山荘から30分ちょいの中山展望台までお散歩に出掛けてみました。

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展望台からは八ヶ岳の主峰である赤岳や横岳の西壁がよく見えます。こちらは横岳、左側に突き出た大きな岩稜が大同心、小同心。思ったよりも雪が付いていませんね。

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そして赤岳。高倍率ズームの本領発揮で、赤岳天望荘にググっと寄ってみましょう。日頃、登山に望遠レンズを持ってこないので、ベタなズームアップも楽しいです(笑)

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赤岳山頂付近にはたくさんの人がいるのが見えます。このお天気、さぞ気持ちいいことでしょう。私もいつか行ってみたいものです(晴れてる日に)。

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赤岳から中岳へ向かって飛行機雲が一筋…

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そして阿弥陀岳へ、微妙に入りきらない。ここに来て12-100mmの広角側が足りないことにストレスを感じてきました(笑) 今回、超広角レンズを置いてきてしまったことを軽く後悔します。パノラマ合成だとちょっと違うんですよね…。

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のんびり展望台で過ごしてから赤岳鉱泉へ戻ると、今度はお汁粉が振る舞われていました! 太陽が隠れて冷えてきたところに、これまた嬉しいサービスです。

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赤岳鉱泉でビーフシチュー&ワイン

この日の宿泊は赤岳鉱泉にて、久々の小屋泊まり。赤岳鉱泉は夕飯にステーキがでることでも有名な山小屋ですが、昼にフェス会場でのステーキ振る舞いがあったからか、この日の夕飯はビーフシチューでした。もちろん、文句なしに美味。ご飯も進みまくりです。

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マムートのワイングラス、いいなあ。ビールジョッキとセットで欲しい!

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ちょっと外に出てみたらめちゃめちゃ星が綺麗だったので、適当にカメラを置いて1枚。もう少しジックリ撮ってみたい気もしましたが、フェス絡みの屋内イベントなどもあったりして、星はまた次の機会(テント泊の方がいいかな)ということで…。

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硫黄岳に登ってきたよ

翌日は赤岳鉱泉から一番近いピークである標高2760mの硫黄岳に登ることにしました。2時間ちょっとのコースですが、最後には風に吹かれる稜線歩きもありますし気を付けて出掛けましょう。しばらくは樹林帯歩きですが、たまに木々の間から遠くの山や平野を望むことができます。

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樹林帯の写真はすっ飛ばして、赤岩の頭という稜線のポイントに出ると、西側が一気に開けました。2日連続で奇跡のような快晴頂きました!

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お、諏訪湖も見えた! 丁度、全面結氷したばかりのようです。

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実は稜線に上がっていく途中で、岩陰にカモシカがいるのが見えたのですが、なんとその個体が(恐らく)そのまま稜線に上がってきてくれました。吹き付ける風で舞い上がった雪がカモシカの周囲を包んで、なんとも幻想的なお姿。

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え、こんな写真撮らせてくれるの? 状態でカモシカ撮影会が始まってしまいました… 全然人を怖がる気配がありません。野生のカモシカ自体は、八ヶ岳ではメジャーな存在ですが(私は登山中には初めてです)、まさかこんな稜線上で遭遇できるとは思いませんでした。

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「横岳だけじゃなくても赤岳もバックにしておきましょうかね…」みたいなサービス精神を発揮しまくるカモシカパイセン。観光協会の雇われモデルじゃないですよね?(笑)

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たっぷりのカメラサービスをし終えて、スタスタと尾根の西側へと消えていきました。

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そして目指す硫黄岳は正面の小高い丘の上。最後に軽い岩稜歩きもあるので、風に煽られたり岩にアイゼンを引っかけないように行きましょう。山頂付近には既にレンズ雲ができかかっています、これはどんどん風が強くなりそう…。

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硫黄岳山頂で風に吹かれる…

標高2760m、硫黄岳の山頂はこんな感じの細かい石が敷き詰められた平らな空間が広がっています。思いの外雪が少ないのは、今年の天候的なこともあると思いますが、とにかく強い風が吹き付けているので(これだけ晴れていても常時十数mの風速がありました)、ちょっと積もってもすぐに吹き飛ばされてしまうのかな?(残った雪もガチガチに凍ってます)

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そんな硫黄岳山頂からの景色をしばしお楽しみください…。

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赤岩の頭まで下りてきたら、硫黄岳から横岳へ向かっての稜線に沿って、レンズ雲が巨大化していました、山を越えた湿った空気が冷やされて生まれるこの雲は強風のサインです。周囲の山にもボコボコとレンズ雲がかかっています、この分だと午後の天候は下り坂。写真を撮ったらさっさと下りてしまいましょう。

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赤岳鉱泉にはお昼前には下りてしまいましたが、お昼を過ぎてしばらくしたらみるみるうちにこの空模様の変わりよう(うっすらとですが、彩雲綺麗でした)。ほんと山の天気はあっという間に変化しますね。

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アイスキャンディフェスの方はこの日は豚汁が振る舞われたり(美味しかった!)、協賛メーカーによる豪華賞品が当たるジャンケン大会などもありましたが、そんなフェスの模様は、当日取材に入っていた山岳系メディアがまたどこかで記事にしてくれることでしょう?

高倍率ズームは便利だけどやはり超広角が…/E-M1 Mark IIの電池持ちは寒冷地では10〜20%OFF?

といった感じで、12-100mm PROレンズ1本で過ごした八ヶ岳の2日間。カモシカ遭遇や山頂のズームアップに200mm相当の望遠側が大活躍してくれましたが、どうしても気になってしまった広角側の物足りなさ…。
だからといって、パノラマを撮ろうと思うとつい必要以上に広く押さえてしまって、もはや全くの別物(しかもブログ向きじゃない)。そもそも私は広さを求めているというより、超広角レンズのパース感が好きなのでしょうね。

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さらに、運良くこの2日間のように晴れていたとしても、強風や雪埃が吹き付ける稜線でのレンズ交換なんてまず不可能。…となると、カメラ2台持ちも真剣に検討するべきか? なんてやや本気で考え始めてしまった(実はフェス取材をしてる山系メディアのカメラマンが、2台態勢で山に登っているのを見たこともありw)今回の八ヶ岳山行でした。

OLYMPUS マイクロフォーサーズレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OLYMPUS マイクロフォーサーズレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

そして1泊2日なら充電池BLH-1が2本あれば余裕かと思っていましたが、実際は両日ともかなりギリギリでした。撮影枚数それぞれ500枚程度ですが、氷点下での使用を続けたせいか、電池残量が10〜20%残った状態でも電池切れとなってしまうことがありました。自宅に戻ってから確認した所、まだ電池が残っていたので、恐らく気温の問題かと思われます。
本体の取り回しの良さを考えると、今更バッテリーグリップは使いたくありませんし、もう少し充電池を買い足しておいた方が良さそうですね。

OLYMPUS リチウムイオン充電池 BLH-1

OLYMPUS リチウムイオン充電池 BLH-1