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カメラバッグ沼に終わりはないけど、散歩・旅行・登山・取材… 全て携行スタイルは変わるよね…


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カメラ沼、レンズ沼、三脚沼などと並んでカメラ好きにはお馴染みの(?)「カメラバッグ沼」。私も気付けばショルダーバッグ2個、トップローディング3個、バックパックタイプ2個、カメラ専用でない各種バッグ+インナーケースの組み合わせは多数… と、そこそこのカメラバッグ沼状態かもしれません。

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カメラバッグ沼になかなか上がりが見えないのは、我々アマチュア趣味カメラマンにとって、カメラを携行するシチュエーションが毎回異なることも大きな理由ではないでしょうか。街中でフォトウォークする場合と、宿泊を伴う旅行、登山とでは使うカメラやレンズの種類、台数は全て変化しますし、カメラ以外の荷物の量も異なりますから。



シチュエーション別:2台の一眼カメラ携行時のバッグ事情

しかし「答えはない」がオチではあまりに救われませんし、ある程度条件を限定した上で、現在私の定番となっている、シチュエーション別のカメラバッグ事情をまとめてみようと思います。
その条件とは「2台の一眼カメラ(一眼レフ/ミラーレス)を携行しての、スナップ撮影用途」。私の撮る写真の大半は一箇所に腰を据えて(三脚などを使って)じっくり撮るものでなく、移動中にサッとカメラを構えて撮ったら移動、を繰り返すスナップ撮影。重視するのは「携行性の良さと速写性の両立」です。

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誰にでも当てはまる条件ではないかもしれませんが、そんなスタイルでの撮影において、目的別で現在私がベストと考えているカメラバッグのチョイスについて紹介します。

2台のカメラを持って「近所をフォトウォーク」

本当に近所をフォトウォークするだけなら、単焦点レンズを付けたカメラ1台で充分なのですが、もう少し撮影用途を主にしたケースを想定。私の場合だと、昭和記念公園や府中郷土の森博物館に、季節の花や紅葉を撮りにいく場合がそれに当たります。

使うカメラはコンパクトな一眼レフにミラーレス。下の写真の例では単焦点レンズを付けたペンタックスのK-S2と標準ズームを付けたSONY α7。バッグはCrumpler(クランプラー)というメーカーのThe 6 Million Dollar Homeです。そしてバッグのベルト部分にPeakDesignのキャプチャープロ。

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この場合の収納量は小型の一眼2台(長いレンズだなければそのまま収まります)と交換レンズ1本、その他アクセサリ類と財布くらい。あまり使いませんがThe 6 Million Dollar Homeはバッグの外側に三脚をぶら下げるベルトも用意されています。

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移動時は全ての荷物をバッグの中に収納。現地ではカメラ1台は体に斜めがけして常に使える状態にして、1台はバッグの中。別のカメラを使う際には、片方をキャプチャープロにぶら下げたりもします。
バッグの中にはペットボトルを突っ込んでいたり、公園や博物館で貰うパンフレットの類を突っ込んで行くので、カメラを出した状態での空きスペースが意外と大事です。

クランプラーのショルダーバッグはお気に入りなので、他にもひとまわり小さいThe 5 Million Dollar Homeを持っていて、カメラ1台の携行の際にはよく使っています。

2台のカメラを持って「2泊3日の取材旅行」

丁度、先週北海道に取材旅行に行っていたのですが、その際もカメラ2台を携行しました。使ったのはカメラバッグではなく、マムートのバックパック(ROCK PRO SE 28L)とインナーボックス、さらにロープロのトップローティングバッグ(トップローダーズーム 50 AW)という組み合わせです(写真は実際に旅立つ前日に撮ったもの)。

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バッグの中身を再現してみました。高倍率ズームレンズを付けた1台のカメラはトップローダーに突っ込んで斜めがけしていつでも使える状態。もう1台のカメラと交換レンズ(超広角ズーム&望遠ズーム)はインナーボックスやレンズケースで保護した上で、ザックの中に入れる感じになります。
着替えなどはアウトドアウェアを身に付けることで、下着以外はなるべく交換しなくてもよい(例えホテルで洗ってもすぐ乾く)ものを選び、その分レインウェアや防寒具などに手を抜かない装備です。

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現地ではレンタカー移動がメインだったので、バックパックからカメラを取り出したら、Mind Shift GEARのウルトラライトDSLRカバー(後述)に突っ込んで、助手席付近にいつでも使える状態に置いておきました。カメラを持ち歩く場合はトップローダーがメインですが、一応ザックのショルダーストラップにはキャプチャープロを付けてあるので、カメラの固定位置は状況に応じて変化します。
このサイズのザックは機内持ち込み可能なので、海外に行く際もこの組み合わせを基本にして、その他の荷物をスーツケースに入れてしまうなどのバリエーションも考えられます。
カメラ専用バッグでないためカメラの取り出しやすさには制限がありますが、カメラ以外の荷物レイアウトが自由な1気室ザックということもあってこれを選びました。

こっちでも良かったかもしれないフリップサイド400AW

上ではマムートの28Lザックを使った例を紹介しましたが、手持ちのカメラバッグだと他にロープロのフリップサイド400AWというカメラバックパックを使っても良かったかもしれないと思ってます。カメラ2台にレンズを付けた状態で収納、かつザックを下ろさずに中身を取り出せるのがこのザックの特徴。

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ヒップベルトが登山用ザック並にしっかりしていて、このザックを背負っての登山も可能。

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カメラ以外の荷物スペースもフロントポケットが意外に巨大なので、カメラコンパートメント側の空きスペースと上手く組み合わせたら2泊程度の荷物も全て収納できそうです。

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2台のカメラでスナップ撮影しながらの「登山」

最後はこのブログではお馴染みの登山。あくまで整備された登山道を歩くハイキング/トレッキングですが、道中で2台のカメラを使って撮影をするシチュエーションになります。

ザックは通常の登山用のもので日帰りならば30L程度、テント泊だと50L位のものになり、カメラは別途トップローダーバッグを使う場合が最近は多いです。

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登山中、メインのカメラはキャプチャープロやb-grip UNOといったバックパックホルスター(カメラクリップ)を使い、ザックのショルダーハーネスにぶら下げています。
もう1台のカメラはトップローディングバッグ(下写真はPaaGo WORKS フォーカスL)で斜めがけ。先ほどのロープロ トップローダーズーム50AWとの使い分けは… 気分です。

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当初、2台目のカメラは邪魔になるかとも思っていたのですが、慣れると案外行けるもの。一般登山道でも両手を使った登攀が伴う場合(穂高や槍の穂先など)、2台目が邪魔になる可能性が高いので、状況に応じてバッグごとザックに突っ込んでしまえばOK。

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トップローディングのカメラバッグであるパーゴワークスのフォーカスは、ショルダーストラップを使っての斜めがけの他、付属のパーツを使ってザックのショルダーストラップに吊すことも可能。この辺りの運用の柔軟さも気に入っていて、テントに荷物を置いたら、斜めがけバッグに最低限の荷物を突っ込んで近くのカメラ散歩なども捗ります。

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PaaGo WORKS CB03 フォーカス ブラック

PaaGo WORKS CB03 フォーカス ブラック

保護カバーとしても優秀なカメラバッグ(?)に出会えた

カメラホルスターを使ってカメラを携行する際に問題になるのは、剥き出しの状態でぶら下げてるカメラを、休憩時やテント宿泊時(更には公共交通での移動時)にどう扱うか。以前はカメララップにくるんで、ザックの中にしまっていましたが、最近ようやく「これがベスト」と思えるものに出会えました。
それがMind Shift GEARのウルトラライトDSLRというカバー兼ウエストバッグでです。カメラ収納時は写真のようにカメラ全体をくるんで保護、ウエストベルトで腰にぶら下げることもできます(その場合、カメラのネックストラップを併用した方が良いでしょう)。

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カメラのサイズ、組み合わせるレンズで2サイズ使っていますが、望遠レンズを使わないならばオリンパスOM-Dの場合10サイズで充分。望遠レンズやバッテリーグリップを使った場合は、20サイズが丁度よくなるので中型一眼レフなどはこちらでしょうか。

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意外とカメラ専用バッグを使ってないかも…?

…このように、3つのシチュエーションにおけるカメラ2台携行のバッグ事情を見てきましたが、最初のクランプラー以外はカメラバッグでないザックと1台用のカメラバッグや保護カバー、インナーボックス等を組み合わせたものでした。

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こうして見てみると、カメラ専用のバッグで何でもかんでも賄おうとするより、用途毎にベストと思われるバッグに対して、追加でカメラを収納(装着)するグッズを併用するスタイルが私には合っているのかもしれません。

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特に登山の場合は重量のある荷物をいかに快適に背負うかが最優先なので、今の所登山用以外のザックを使うという選択肢は考えられません。ハクバのGW-ADVANCEのような登山に最適化したザックもありますが、私の撮影スタイルとは少々異なるのですよね…。



カメラバッグ沼は終わらない…?

さて、こんな私が現在とても気になってるのが、studio9の中原さんがプロデュースしたバックパックスタイルのカメラバッグ「Enduranceカメラバッグ」。カメラ以外の荷物の収納力やカメラへのアクセルの良さなど、上で書いた中の取材・旅行用途にはピッタリのカメラバックパックでしょう(これならトップローダーも必要ないかも)。

更に近々、一回りサイズダウンした「EnduranceカメラバッグExt」が登場するそうで、2サイズのEnduranceを持っていれば、登山以外の用途は全てOKなのでは?とも思うのですが、そうそうカメラ2台を持っての旅行やましてや取材旅行なんて用事も発生しませんし、非常に悩ましい限りです。

同タイプの多機能カメラザックですと以前はスーリーのものが定番でしたし、最近はカメラ携行アクセサリとして私も各種愛用しているPeakDesignのエブリデイバックパックなども人気のようです。どれもカメラの携行や取り出しやすさ、その他の荷物収納に関しては申し分ない性能がありそうなのですが、残念なのはヒップベルト(ウエストベルト)がどれもなかったり作りが貧弱なものばかりということ。

【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン エブリデイバックパック30L チャコール BB-30-BL-1

【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン エブリデイバックパック30L チャコール BB-30-BL-1

ヒップベルトが邪魔に感じる人もいる(特に街中では)というのは理解できますが、山に限らず重量級の荷物を背負う際にヒップベルトの役割は非常に大きいです(実際ヒップベルトにより重量の大半を腰で支えるようになります)。例えばこんなマムート方式(写真はROCK PRO SE 28Lのもの)を採用したカメラザックなんて出ないものでしょうかね?

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