読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

スイス旅行記:3日目[憧れのアルプスを臨むベルナーオーバーラントへ]

スイス旅行記の続きです。3日目からいよいよ今回の旅のメインイベントである、アルペンリゾートエリアへと移動します。アイガー、メンヒ、ユングフラウの三山に代表されるスイスアルプスの名峰が連なるベルン州南部の高山エリアは「ベルナーオーバーラント」と呼ばれ、その入口であるインターラーケンを始めとした数多くのリゾート地が点在しています。
EM190131.jpg

その中でもアイガーのお膝元であるグリンデルワルトは夏はハイキング、冬はスキーの拠点として、日本人にも人気の高い町。当初は我々もこのグリンデルワルトあたりでホテルを探していたのですが、奥さんがメンリッヒェンという標高2230mの山の上に1軒のみあるという山岳ホテルを探してきてくれそこの予約が取れたことで、このメンリッヒェンを拠点として2日間を過ごすこととなりました。

ちなみに今回の旅では往復の航空券と3泊分のホテル、スイスパスなどの手配は旅行代理店を通して予約をしましたが、それ以外の宿泊についてはインターネットの宿泊予約サービスBooking.comを利用しました。

相変わらず写真だらけのエントリとなっていますが、ここからが今回の旅行写真の本番な感じ(?)ですので、よかったら時間のある時にでもゆっくり見て頂けますとありがたいです。

ベルンからインターラーケン〜シルトホルンへ

ベルンのホテルで朝食を済ませチェックアウト。ベルン中央駅からインターラーケン・オストまでICに乗って移動します。この日は移動距離がそれほどないのでスイストラベルパスは利用せず、ハーフフェアカードを利用。駅の自販機では行き先、パスの利用なども入力の上、カード決済でチケットを購入でき、観光客にも非常に分かりやすいシステムになっています。

目指すホテルは山の上ということで、直接行ってしまうと当日中の他へのアクセスが悪そうなので、行きがけに「シルトホルン」という標高3000m弱の展望台に寄って行くことにします。
ベルンから1時間もしないでベルナーオーバーラントの入口であるインターラーケンに到着。これは移動中のICから見えたトゥーン湖。見るからにリゾート地といった趣ですね。この時間帯はご覧の通りの曇り空でした…。
EM190010.jpg

ベルナーオーバーラント鉄道(以下BOB)に乗り換えて谷間を進んでいきます。雪を被ったアルプスが見えてきました!
EM190034.jpg

終点のラウターブルンネンに到着。ここから様々な山岳リゾートへ向けて鉄道、バス、ロープウェイなどを乗り継ぐ中継点のような小さな村です。ちなみにグリンデルワルト方面は、もう少し手前でBOBが分岐しています。
EM190051.jpg
大きな手荷物はこの駅に預けていくことにします。コインロッカー又は大きなスーツケースなどは駅の窓口で有料(CHF5位?)で預けることが可能です。

シルトホルンへの生き方は複数あるのですが、我々はGoogle先生に従って行きはバスとロープウェイを乗り継ぐことにします。まずは駅前からPostAutoのバス(郵便バス)を利用します。看板の下に写っているのがユングフラウとブライトホルン。
EM190069.jpg

バスの中から「シュタウプバッハの滝」が見えました。結構有名な滝らしいです?
EM190078.jpg

バスを下車しシルトホルンタール駅からシルトホルンまでは4本のロープウェイを乗り継いでいきます。欧米の観光客に混じって日本人の姿や、この日はインドからのツアー客も多かったですね。
EM190084.jpg

ロープウェイを乗り継いでいくと、眼下には次々に美しい谷間の村の景色が飛び込んできます!
EM190094.jpg
EM190108.jpg

シルトホルンの一歩手前、ビルクまでもう少し。このビルクの展望台が一番景色が良かったかもしれませんね。また、ここから最後のシルトホルン行きのロープウェイがトラブルで1時間弱待たされてしまいました。
EM190124.jpg

そしてシルトホルンはまさかの雲の中…(苦笑)
EM190135.jpg

ということで自慢の360度展望台にやってきた訳ですが… 肝心のユングフラウ三山方面には雲がかかってしまっています。
EM190186.jpg

さっきまでいたビルク方面はご覧の通り…。
EM190157.jpg

それでも雲がかかってない方角にはアルプスの絶景が広がっています!
EM190158.jpg
EM190163.jpg
EM190182.jpg

ちなみに、流石にここまで来るとかなり気温も低く、薄手のダウンを羽織っております。この日はもう少し下の方が眺めも良さそうかな?ということで、お土産なども軽く買い求めつつ下りることにします。
EM190210.jpg

ミューレンで昼食〜ラウターブルンネン

ビルクまで下りてきました。先ほどより少し雲が出てしまったかな? 右手奥に見えるのがメンヒとアイガー。そして中央付近に小高い山が尾根沿いに3つあるのが分かりますでしょうか…?
EM190305.jpg

この中央らへん。中央すこし左の長い尾根上の白い点がこの日泊まるメンリッヒェンのホテルです。そして少し左の小さいピークがメンリッヒェンの頂上(後ほど登場)。
EM190314.jpg

お腹も空いてきたので、ビルクからもう1段階下ったミューレンという小さな村で昼食を取ることにします。この村は日本人が想像する(所謂ハイジ的な)いかにもスイスの山村っぽい雰囲気で、とても良かったですねー。もっとゆっくりしたかったかも。
EM190359.jpg

スイス滞在3日目にしてパンとチーズ以外の食事が食べたくなり(笑)、チャイニーズのレストランに入りました。アジア系の方が経営されてる店で、お店の方も親切ですし食事も美味しかったです。
EM190382.jpg

ビールに唐揚げ、炒飯、春巻き、揚げ餃子… たまりませんね(笑) やはり私は米が好き(インディカ米は炒飯に合いますね)。
EM190373.jpg
EM190378.jpg

しっかし、どこを見ても美しい村です。綺麗なお花もたくさん咲いていまして、日記には載せきりませんので、よかったらFlickrの方でもご覧くださいませ。
EM190393.jpg
EM190419.jpg

行きとは少し違う帰り方で、今度はラウターブルネン・ミューレン鉄道という登山鉄道で下っていきます。
EM190417.jpg

この電車の車窓も素晴らしかったですねえ。
EM190468.jpg
EM190485.jpg

行きとは違うロープウェイで直接ラウターブルンネンの駅へ下りていきます。
EM190501.jpg

駅に丁度BOBの列車が入ってきたところ。
EM190505.jpg

山間の美しい村ヴェンゲン〜メンリッヒェンへ

ラウターブルンネンで預けていた荷物を受け取り、今度はヴェンゲルンアルプ鉄道に乗って、ヴェンゲンというこれまた山間部の小さな村へやってきました。
EM190554.jpg

ラウターブルンネンなど下の町と道路が繋がってないこの村は、電気自動車のみが走るとても静かな場所です。
EM190546.jpg
EM190574.jpg

トイレの色に一瞬間違えそうになります。
EM190551.jpg

アジア人の観光客も多いようですね。
EM190582.jpg
EM190588.jpg
EM190596.jpg

このヴェンゲンからロープウェイに乗りメンリッヒェンまで一気に山を登っていきます。
EM190602.jpg

このロープウェイは17時が最終便なので、それ以後は上に上がることはできません。
EM190609.jpg
EM190620.jpg

メンリッヒェンに付きました! 向こうに見えるグレーの建物がこれから2日間を過ごすホテルです。標高は2000mを超えているので、空気も涼しく気持ちのいい場所です。
EM190625.jpg

もっと山小屋っぽいホテルを想像していましたが、かなり綺麗なホテル。冬はスキーリゾートとしても使われているんですものね。
EM190630.jpg

部屋はこぢんまりとしていますが清潔ですし文句なし。事前の予約時はシャワーなしの部屋だったのですが、行ってみたらシャワー付きの部屋に案内してくれました。ラッキー!
EM190631.jpg

窓を開けるとこの絶景…。もう言葉になりません。
EM190953.jpg

メンリッヒェン周辺をプチハイキング

さて、もう時間が17時とこともあり、このホテルに泊まっている客以外は、このメンリッヒェンには人の姿がありません。まだ日暮れまで4時間以上あるということで、まずはメンリッヒェンの山頂まで20分程のハイキング。よく整備された緩やかな道を登っていきます。道の両脇には黄色い花が咲き乱れています。
EM190643.jpg

アルプス三大北壁にも数えられるアイガー北壁の登頂ルート記録がありました。反り返る程の断崖絶壁は翌日、真下から見てここを登るなんて正気の沙汰じゃないな…と。
EM190649.jpg

⑦のウェリ・シュテックのレコードルート。その時のアタック動画を見ると凄すぎて笑ってしまいます。

www.youtube.com

頂上には王冠のような展望台が…?
EM190656.jpg
EM190658.jpg

やってきました。素晴らしい見晴らし! 頂上にはこのようなベンチと王冠型の展望台が作られていました。まだかなり新しいもののようです。
EM190660.jpg
EM190755.jpg

正面(真南)にはユングフラウ三山。
EM190663.jpg

西側の足下にはヴェンゲンの町、そして氷河が削ったラウターブルンネンのU字渓谷もクッキリ!
EM190777.jpg

メンヒとユングフラウの間にはユングフラウヨッホの展望台が見えます。アイガーとメンヒの中をくりぬいたトンネルを走る登山電車に乗って行くことができる、ヨーロッパ最高峰の鉄道駅。もうスイス人何考えてるか分かりません(笑)
EM190803.jpg

東側にはグリンデルワルトの町も見えます。それにしても足下がお花畑過ぎます。
EM190834.jpg
EM190718.jpg
EM190816.jpg
EM190645.jpg

メンリッヒェンは各方面へのハイキングの拠点にもなっています。どの方面へも下りながらのコースになっているので、多くの観光客が利用するのでしょうね。
EM190894.jpg

ホテルの回りでアホみたいに写真を撮りまくっています…。
この日はこの時間位までZD11-22mmをメインで使っていました(以後ZD12-40mm)。AFはややもっさりですが、12-40mmと比べても若干ですが広角感が強調されていいレンズですね。お花のアップなどもそこそこ行けるので、この辺の画角の標準レンズって結構私的に好きなのかもしれませんね。例えばMFTで10-30mm位のズームとかあったら山歩きには最高かも?

OLYMPUS 広角ズームレンズ ZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5

OLYMPUS 広角ズームレンズ ZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5

EM190900.jpg
EM190911.jpg
EM190923.jpg
EM190944.jpg

ちなみに我々の部屋は左手上の屋根裏っぽい窓の部屋。どうりで見晴らしがいい訳です。外の空気が気持ちいいので窓を開けっ放しで出てきてしまいました…。
EM190956.jpg

さて、絶景を堪能してようやく夕飯。ここではホテルに併設されたレストラン一択ですが、実際にレストランを利用しているのは我々含めて5組程度でした(名札で窓際のテーブルが予約されているので分かります。我々以外にも日本人の家族が泊まっているようでした)
「アイガー北壁に乾杯!」 このエーデルワイスというヴァイツェンがめっちゃ美味しい!
EM190961.jpg

食事はまあまあでしょうかね。ラクレットという溶かしたチーズとジャガイモの料理は、スイス名物ということで頂きました。このチーズ、豚骨みたいな匂いがします(笑)
EM190965.jpg
EM190971.jpg
EM190972.jpg

ホテルのレストランはガラス張りになっていまして、この風景を眺めながらの食事はもう何を食べても美味しい訳です(笑)
EM190980.jpg

夕食後、外に出たらメンヒの上空にお月様が昇ってきました。
EM190999.jpg

そしてキツネが遊びにきました。ぼそぼそだけど可愛いですね。
EM191009.jpg

しばらくホテルの回りをウロウロしてから夕日の山の中に消えていきました。
EM191034.jpg

ユングフラウ三山の夕暮れショー

さて、まだまだ素晴らしいイベントが用意されていました。メンリッヒェンの夕暮れショーの始まりです。まずは西の空に太陽が沈んでいくと…。
EM191038.jpg

ユングフラウ三山の北壁が紅く染まっていきます…。
EM191044.jpg

中央のユンフラウの少し右手前にあるアイスクリームのようなブライトホルンも美しく染まっています。
EM191057.jpg

そして太陽が完全に沈みきると…
EM191063.jpg

今度は山のバックの空がピンク色に染まっていました! こんな美しいマジックアワーは初めて見ました。
EM191081.jpg

なんかもう凄い!
EM191084.jpg

ZD12-40mmの24mm相当では入りきらず。こういうときに超広角が欲しかった(笑)
EM191087.jpg

日が沈んで大夫冷えてきたので、ホテルに戻りますか…。お月様は相変わらず満月に近い状態なので、これだけのお天気だというのに、残念ながら星の方はそれほどでもない夜でした。まあ、でもこれ以上贅沢を臨んだらバチがあたりそうで…(笑)
EM191110.jpg
EM191116.jpg

ということで、メンリッヒェンの風景が素晴らし過ぎて、午前中のシルトホルンの記憶が完全に飛んでしまったぐらいですが(笑)、宿泊地をここに選んだのは本当に大正解でした。ホテルを見つけてきた奥さんに感謝!
うっかり天候が崩れたりしたら何もすることがなくなってしまう場所ではありますが、今回の旅行のひとつのピークがここにあったのは間違いないでしょう。
今回も凄い枚数の写真を載せてしまいましたが、まだまだ載せ切れてない写真がありますのででよかったらFlickrの方もご覧下さいませ。
2015.6.29 スイス旅行3日目 | Flickr

追記:続きを書きました

2015 スイス旅行関連記事など

追記:スイス旅行の記録は以下にまとまっています(エリア、カテゴリごとに枠を変えてあります)。